Ordinary coterie writing

ただの文字書きによるひとりごとのくりかえし

創作するオタクが複数の作品の執筆をするためのタスク管理方法

 こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。最近は春になっているんだかそうじゃないんだかという天候で戸惑う日々が続いていますね。私は確定申告を2月末に終えて色々と足を運んだり、はたまた新たなお店開拓などをしつつ複数の原稿・タスクをこなす日々を送っています。
 
 今回はタイトル通り複数の作品を執筆するためのタスク管理方法というテーマで記していけたらと思います。以前の公募原稿を書いた時*1にも記したのですが、実は以前より大分変わりました。なので今回はそれらについて書いていけたらと思います。

見直そうと思ったきっかけ

 まず見直そうと思ったきっかけですが、これはもうずばり下記に気付いたからです。
  1. 以前のやり方だと1つの作品しか対応できない方法だと気付いたから
  2. 1つの作業ができる時間の限界が見えたから
  3. スマホで管理するとスマホを見る頻度が増えてしまい切り替えが難しいから
 見てみると割とシンプルな3点ですね。さらに詳しくお話しすると、1は今後本業がよりマルチタスクになることが確定しつつある事*2、次の2は公募原稿に詰まっていた時があった理由はなんだろうなと考えていたら「多分同じ事をし続けていると飽きてしまうからなんだな」となった事が気付いた事、そして3はまだアイツを触っているなぁとなったところでバッテリーがそろそろ寿命では……? となったりした事*3、というのが気付いた経緯です。
 
 あとそれに加えて「なんとなく複数できるようにならないとまずいな」という予感がしたので、それらを解決するためにはタスク管理方法を見直す必要があるとなり、少しずつ見直していました。今年に入ってから変えてみては試してみてという感じに繰り返した結果、どうにか複数の作品執筆できるようにタスク管理ができるようになりました。次はそうできるようになった現在のタスク管理方法をご紹介します。

202303現在のタスク管理方法

 2023年3月現在、今はこういう感じに進めています。
  1. バレットジャーナルにTo Do形式にその日やるタスク、原稿などを書く
  2. PCで管理できるポモドーロツールに決めたTo Doを入力、その際やる順番や何ポモドーロまでかも決める
  3. 2で決めた順通りにやっていく、終わったらポモドーロツールに入力
  4. バレットジャーナルに最低限の情報を記録していく、その際所感もメモする
 割と今はこんな感じです。見てお分かりの通り、かつてスマホのアプリなどで管理をしていたところをPC、もしくはアナログツールに変更しました。一見すると工数多いように見えるけれど、書く項目を最低限にしたりコピペしたりしているので、割とどうにかなっています。次に導入したツールについて解説していきたいと思います。

導入したアイテム・ツール

 導入したアイテムについてですが、大きく2つ導入しました。それぞれについて紹介していきたいと思います。

バレットジャーナル

 まず1つ目はバレットジャーナルです。そもそも上記の段階で「バレットジャーナルって何なの?」てなる人が多いと思うので、個人的に読んでて最も分かりやすくまとめてくださっていたコクヨさんのサイトを貼り付けておきます。
 要約すると箇条書きで自分の行動や思考を管理する手帳術です。こちらアメリカの方が考案された有名な手帳術でして、なんなら専用の手帳も販売されているくらいです。
 
 でも手帳もデジタル化している人からしたら「紙だと荷物が増えるし、出先で原稿やる時管理しにくいじゃん」となる人もいると思います。ですが、私の場合は元々下記のような傾向があり、かえって導入した方が効率が良いとなり採用に至りました。
  • 日々の記録を手帳に書いてからブログに書くことが習慣化されていた
  • 手書きの方が可視化→整理出来て作業を頭に入れやすかった
 元々何でもかんでも媒体問わず記録を残す癖があってのやつですね。そんな記録癖ある私はこちらのノートとボールペンを使っています。
 バレットジャーナル専用手帳として有名なロディア(RDODIA)のゴールブックジェットストリームのEDGEシリーズ*4。選んだ理由としてはある程度セットアップされた状態のものの方がチャレンジしやすいからカラーバリエーションが素敵だったからという、完全に利便とモチベによるものです。実際数日試していますが、かなり良い感じです。実際の中身はこちら。

 今はこういう感じに書いています。やってる作品の横に今日これだけやろうという目標のポモドーロ数を記し、終えた後に実際やった結果とその日の進捗などを見直していく流れにしています。自分を見直すことをしんどいと思う人もいらっしゃるけれど、これをやるやらないで大分先々のスケジュールの組み方が変わったので、しばらくはこれを続けるつもりです。

PCでも管理できるポモドールロツール

 次に取り入れたものはPCでも管理できるポモドールロツールです。かつて使っていたポモドーロツールはスマホ、もしくはiPadのみにしかないもので、どうしてもスマホを見てしまう機会が生じてしまっていました。なのでそれをどうしても変えたいと思い、新たにこちらのポモドーロツールを導入しました。
 多分一度ポモドーロツールを検索した方ならほぼ見たことあるであろうFocus To-Doです。こちらなんとスマホ版だけでなく、Google Chrome拡張機能にあったんですね。なので私はGoogle Chrome拡張機能として導入からプレミアム課金をしたのち、バレットジャーナルに記したタスクや毎日隙間時間にやっているタスク*5とやる予定の工数を登録して45分作業→15分休憩、というものを繰り返しています。時間がその前に終わったら停止を押して、隙間時間にやるタスクを選択してから再開したりしています。たまに忘れるけど、それはメモやバレットジャーナルに残せば良いので無問題です。

実際試してみての所感

 じゃあ、このやり方と導入したアイテムはどうなんだい! となる人もいらっしゃると思います。なので実際の体感を記せたらと思います。

1、さらにスマホを見なくなった

 まずは何と言っても本当にスマホを見なくなりました。今までスマホで管理していたものを全てPCやノートに移行したことでより集中して作業が出来るようになったのが要因と思います。あと加えて置き場所をヨガマットの側に置いたり、散歩する時だけ触るようにしたことでよりそう出来たのも大きいなと。
 
 あとこの話題でいうと、今日マチ子先生もいつぞやのインスタストーリーでスマホは部屋の外にと仰っていたので、本当に創作に集中したいならスマホから離れろ、は間違いないなと思います。

2、タスクの切り替えがしやすくなった

 二つ目はタスクの切り替えがしやすくなったことでしょう。かつてはうだうだしていたタスクの切り替えも、この形にしてから「あ、次これやらなきゃ」ってより切り替えられるようになりました。やはりいつでも見ることができる紙媒体、バレットジャーナルで管理するようになったこと、Focus To-Doで設定した時間通りにやらないとと思えるようになったことで切り替えられるようになったのかなとなっています。
 
 やはりデジタルでの管理も良いけれど、正直すぐ手に見れる紙媒体の方での管理をしたことでこう生きたなぁと思っています。

3、自分の好みにしたことでより楽しく管理できるようになった

 三つ目は自分の好みにしたことでより楽しく管理できるようになったということです。タスク管理のツールをいくら導入しても好きなUI、デザインでないと続かないと思います。というか私がまさにその典型です。なので今回新たに導入するにあたり、徹底的に調べてから一番好みだなと思うものを選ぶことで毎日手に取ったり記録をすることを楽しめるようにしました。
 
 中でもバレットジャーナル関連のアイテムはいつもつけているほぼ日手帳と同様本当に好きなもの選んだので、毎日「今日も記録つけるぞ〜!」となれています。なのでもし何かを導入するなら本当に自分好みのものに厳選することを強く勧めます。

終わりに

 ということで今回はタスク管理をテーマに綴らせて頂きました。昨年の公募原稿の時から更に集中できるように変えたのですが、より原稿に集中できるようになり安定的に進められるようになりました。
 
 しかしこれはあくまでも私のベストのやり方なのであり、皆さんそれぞれのベストの管理方法は異なると思います。なので「こういう方法もあるんだぁ、ちょっとやってみようかな」と思っていただけるととても嬉しいです。ではまた来月に何かしら更新できたらと思います。ではでは〜!

*1:大変狂っていると言われまくった当時のエントリーがこちらです。

*2:本業は本当にある意味特殊部隊と呼ばれている部署にいるのですが、よりそういう要素が求められる方向になったとだけお伝えしておきます。

*3:買い換えてから3年は軽く経っているはずなので、来月あたりにバッテリー交換出そうかなと思っているとかいないとか。

*4:ロディアのゴールブックはピーコック、ジェットストリームはブラックをチョイスしました。

*5:手帳にメモしたり、読書したり、更には調べ物をするなどのタスクを設けています。