Ordinary coterie writing

ただの文字書きによるひとりごとのくりかえし

同人オタクがデザインについてざっくり学ぶためにやった事

こんにちは。
最近梅雨の湿気やららしくない気温差でやばいことになってますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私はデスク周りを整える新たなアイテムが届いてホクホク*1しながらプロットと戦っています*2
 
先日こちらのブログを立ち上げたことをフォロワーさんにお伝えしたところ、
 
「デザインについてどう勉強したのか教えて欲しい!」
 
というお言葉をいただきました。
 
個人的に大学時代そういう分野を学ぶ学科だったので、軽く学んでいたといえばいました。
しかし悲しいことかな、同人活動休んでいたり仕事で使わなかったりで忘れてしまっていて、結局1から学び直したという経緯があります。
 
ということで今回のテーマは
 
「同人オタクがデザインについてざっくり学ぶためにやった事」
 
でお話ししていこうと思います。
 

1、まず「効率よく概要を掴む」

恐らく全てのことに言えますが、何か新しいことを学ぶときにいきなり専門的なところから話されても「む、無理!!!」となってしまいますよね。
私はそうならないよう基礎的なものが分かりやすく詰まっている専門書をなんとか探しては読み返す、といったことを繰り返していました。
そしていろいろ読んだ中でもっとも分かりやすかった一冊がこちら。

 この本は5年前に出た専門書なんですが、「大学の教科書これにしません!?」と思ったくらい分かりやすいんですよ。

というのもこの本、
 
  • まず知っておくべきポイントの解説とデザイン制作の流れについての説明から始まる
  • 専門的な項目も概要でしっかり説明→図でどういうことか見せるのでイメージつきやすい内容になっている
 
という、初めてデザインを学ぶ人にとってかなり助かる構成になっています。
なのでデザインとは何だろう?という人が学ぶのはもちろん、デザインをある程度学んだ人が振り返りたいとなったときにオススメです。
 
 

2、分からない・苦手と思った点があったら「そこだけ集中的に学ぶ」

専門書をを読んでも「わからない、苦手だな」って思う部分ってどうしてもあると思います。
なのでそういった分からない・苦手と思った点ができたらその部分を集中的に学ぶようにしていました。
 
ちなみに私が苦手だと思った部分は「情報整理」
なので「情報整理、じょうほうせいり……ウッ……」と頭を抱えた時の一冊としてこれを手元に置いています。
恐らく誰もが一度は見たことあるであろうコミックナタリーの編集長だった唐木元氏の著書。
こちらの第1章「書く前に準備をする」第2章「読み返して直す」は個人的に「成る程!」となれる内容です。
第3章以降も文字書きの人たちにとってかなりヒントとなるものが書かれているので、「情報整理」の克服に限らず文字書きの方は一回読んでおいても良い一冊だと思います。
 

3、見直すときは概要を見直してから実践する

どれだけしっかり学んでも、制作してるときどうしても「あれ、これどうだったっけ!?」となることがあると思います。
そう言ったときはまず概要から見直して、実践するようにしていました。
 
「見直すだけなら概要いらないんじゃないの?」と思う人も多いと思います。
でも実際見直してみると案外思ってもいなかったポイントが抜けてることが多いんですよ。
なので面倒なのは承知ですが、まずは概要から見直すようにしましょう。
 
 
今回紹介している本を使った例だと、
 
「デザイン入門教室特別講義 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~」の概要を読む
図を見て理解を深める
実際に制作するときに試す
(一番いいのがpixivやTwitterなどに掲載するときの表紙画像を作る)
 
という流れになります。
めんどくさーい!と思う人も多いと思いますが、経験上頭の中で理解してもやらないとマジで身につきません。
なので、「これができたらレベルアップできる!」という気持ちでなるべく何回もやるようにしましょう。
 
* * *
 
ということで今回は同人オタクがデザインについてざっくり学ぶためにやった事について書いてみました。
とりあえず私はこうしたよ!というものなので、今後勉強するときのヒントとして見ていただけるとすごく嬉しいです。
ではでは、また次のエントリーで〜。
 
 

感想や連絡先

*1:足をのばすためのクッションなんですが、これあるなしで大分変わるのでいいですよ〜!

*2:気づいたら3万字いってました。いみがわかりません。