Ordinary coterie writing

ただの文字書きによるひとりごとのくりかえし

小説の公募に応募したので原稿中の反省会をしてみた

 こんにちは、何だかSNS事情がすごいことになっておりますね。私は公募の原稿に向き合おうと決めたときから閲覧頻度を下げていたことに加え、今回さらに制限をかけたりしていました。ソシャゲと同じくらいSNSって作業妨害ツールですからね、そう言った意味でもすごく良い機会だなと思いながら様子見しております*1

 そして今回はタイトルの通り、小説の公募に再び応募したのでその反省エントリーをお送りできたらと思っています。今回は良かった店、反省点、改善点の3点をお送り致します。

良かった点

 ということでまずは今回の原稿において良かったと感じた点から。こちらは大きく4点あります。
  1. 複数の作品を並行して進められるようになった
  2. 話の長さを調整出来るようになった
  3. 出来る日と出来ない日の調整が出来るようになった
  4. iPadでの推敲作業の改善ができた
 恐らくデスク・作業環境エントリーをお読みになった方は「おっ」となる点が幾つかあると思います。その点をゆるっと踏まえた上で1点ずつお送り致します。

1、複数の作品を並行して進められるようになった

 まず1点目は複数の作品を並行して作業を進められるようになった事です。こちらは最も出来るようにしておきたかった事でもあった点でもありましたが、無事今回の原稿中で出来るようになりました。

 ちなみにできるようになった理由は下記を見直し、導入したことが大きいのではないかと考えています。
  • 進捗管理をバレットジャーナルにまとめるようにした
  • 公募原稿の文字数を意識するようになった
 1つ目のバレットジャーナルでの管理は手書きにする事で「あ、今日これだけやる事あるならこれくらいにしておこう」と考えられるようになりました。2つ目の文字数を意識することに関してスプレッドシートにこの部分はこれくらいに納めろよ、という文字数を記したら見事に改善されました。なので複数の作品をやるためにこの2点を見直して良かったなぁと思っています。

2、話の長さを調整出来るようになった

 2点目は話の長さを調整出来るようになったことです。こちらは作家として最大の課題でしたが、無事に解決できたというか、どうにか調整できるように改善できました。どういう方法でできるようになったのかというと、凄くシンプルな方法です。

 進捗管理に使っているスプレッドシートに大体これくらいに収めろよ、という指標の数字を書いただけと言うシンプルな方法です。でもこれが物凄い効果を発揮しました。なので文字数が伸びてしまいやすい方はこちらを導入してみて下さいませ。可視化するだけでもかなり変わりますから。

3、出来る日と出来ない日の調整が出来るようになった

 3点目は出来る日と出来ない日の調整が出来るようになったことです。こちらは今まで体調管理ができなかった日が見えなかったんですが、見えたことで可能となりました。どう見えるようにしたかといったら、やっぱり日々の記録をつけるなんですよね。そういう意味で手帳に記録をつけるのを本当にお勧めします。

 さて、そんなことを言っている私の場合ですが、いわゆる女性あるあるの体調不良の2〜3日前からなってしまった2日目までがダウンしやすい事が見えたので、その期間と外出する日はできないとカウントするようにしました。そしたら見事に「その期間までにこれをここまで進めないと!」と思えるようになり、結果作業に集中できるようになりました。

4、iPadでの推敲作業の改善ができた

 4点目はiPadでの推敲作業の改善ができたことです。こちらは前回のエントリーでも軽く書いたのですが、こちら途中で導入したことで大きく進捗が爆進しました。そうなったきっかけはズバリこちらのアプリ導入です。
PDF余白調整

PDF余白調整

  • Yohei Iseki
  • 仕事効率化
  • 無料

apps.apple.com

 このPDF余白調整との出会いのおかげで大爆走できるようになりました。GoodNoteから出力すると余白が狭いのが悩みの種だったのですが、こちらで余白を広げてから作業できるようになりました。なので、途中からとは言え本当に導入して良かったです。日本一と言うか、YouTuber一のiPadオタク平岡さんありがとう!

反省点

 ということで先ほどまでは良かった点について綴りましたが、今度は反省点を挙げていきたいと思います。こちらに関しては大きく3点あります。
  1. 推敲・校正の時間がまだかかっている
  2. 話の主人公が変わってしまっていた
  3. できなかった日のメンタルがぐらついてしまった
 と言う感じです。まぁ予想してたものもあれば「えっ!?」となるものも出てきていたので、そちらについても反省していきたいと思います。

1、推敲・校正の時間がまだかかっている

 まず1点目は推敲・校正の時間がまだかかっていることです。あれ、さっき改善できたって言ってたじゃないと言う人もいると思いますが、やっぱりまだ時間がかかっている印象が強かったので挙げさせて頂きました。こう感じる理由に関しては答えが出ていまして、恐らくこの2点が苦手であることが大きいと思っています。
  • 過去の自分がやった物事を冷静に見直して正す
  • じっと同じ対応をし続ける
 何だかどっちも「社会人として大丈夫?」となるものですね、改めて見ると。しかしどちらに関しても小説を書き続ける、もしくは一人の人間として生きるためにはそんなことも言ってられませんし、いずれを克服する必要があると感じました。

 恐らく自分自身の性分上、固く考えすぎている傾向があるのでそこをどうにかすれば、と思っています。なのでそれに関しては改善点に記せたらと。

2、話の主人公が変わってしまっていた

 2点目は話の主人公が変わってしまっていたことです。こちらに関しては書いている本人も誤算でした。と言うのも、書いているうちに「あれ、こっちのキャラクターが主人公の方が話として良いのでは?」となってしまったことが大きかったのですが、今までこういったことが起きたことがなかったので、私自身も非常にびっくりな反省点でした。

 今回何でそういったことが起きてしまったのだろうと考えたのですが、そもそもプロットを切った時点でメインにしようとキャラクターの登場頻度が思っていたより少なかったのが原因かなとなっています。なのでプロットそのものの精度がまだ低かったのだと言うことが見えたので、今後は主人公の登場頻度を意識してプロットを切らなければならない、となりました。

3、できなかった日のメンタルがぐらついてしまった

 3点目はできなかった日のメンタルがぐらついてしまったことです。こちらに関してはある意味仕方がなかった要因も重なってしまったのですが、今後も近しいケースが発生すると思い反省点として挙げました。

 まず個人的な事情が2つ程ありまして、まず1つ目は原稿をやっていた4月から6月までの時期が1年を通して最も体調を崩す時期なんですね。その時期ってメンタルも揺らぎやすく、色々とドーピングしていてもやっぱり体調を崩してしまっていました。更に2つ目ですが、この原稿をやっていた途中で本業のお仕事で色々と大きな動きがありまして……*2そちらの疲れもあって原稿ができなかったことに対してメンタルがぐらついてしまったのかなと思います。

 今後極力そうならないように、本業のお仕事も作業としてポモドーロにカウントするのが良いのかなとなり、今絶賛お試し中です。これがよかったこちらを導入して進めていこうかなと思っています。

改善点

 以上の良かった点や反省点を踏まえ、最後は改善すべき点について挙げられたらと思います。今回色々踏まえ改善すべき点は大きく3点あるとなりました。
  1. 短編の賞を出す
  2. 推敲のペースをUPできるように更に改善する
  3. 出来なかった日の気らしとして宅トレ、24hジムを導入する
 ということで「あれ、1つおかしくね……?」となるものもあると思いますが、理由を聞くと納得して頂けると思うのでお話を聞いて頂けると。

1.短編の賞を出す

 まず1点目は短編の賞を出すことです。こちらは良かった点を踏まえて改善と言いますか、やっていこうと決めたことになります。今回こちらをやっていこうと決めた理由はずばり、1つでも多くのチャンスを得たいからに限ります。やはり小説の公募に実際出してみて思ったのは多くの賞に応募することと書き続けることが大事なのだと改めて見えてきたのが大きいのかなと思います。思えば西尾維新先生もめっちゃハイペースで大量に小説の公募出しまくっていた、と言う話をしていたのを思い出したのである意味当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが。

 私は今まで長編しか書けないと思っていたのですが、合間にやっていた同人原稿2本がいずれも6000字以下だったのを思い出して「あ、短編も出せるのでは?」となりました。なので丁度タイミングよく気になっていた短編の賞の締め切りが出ていたので、チャレンジしてみようと思っています。

2.推敲のペースをUPできるように更に改善する

 2点目は推敲のペースをUPできるように更に改善することです。こちらに関しては反省点でも挙げた通り、いまだに苦手だと思っていることが大きいのだと思っています。なぜ苦手なのかは見えているので、下記を意識できるようにしたいと思っています。
  • ”正す”のではなく”より良くする”と考えられるようにする
  • 物理的に切り替えやすい環境を作る
 という、精神・物理どちらも要因があるかなとなっています。なのでいずれを改善できるように対策を考えた方が良いのかなとなっています。前者はやっていくうちに更に問題を見つけつつ、後者はスタンディングデスクを購入すると大きく変わる予感がしているので、そちらの見積もりを立てようかなとほんのり。

3.出来なかった日の気らしとして宅トレ、24hジムを導入する

 最後3点目は出来なかった日の気らしとして宅トレ、24hジムを導入することです。こちらはできずにメンタルが揺らいでしまったときの対策として導入することにしました。実はこれを書いている3連休の初日もスケジュール的に思ってた以上にハードになってしまい、想定していた作業ができなかったんですね。でもその後に宅トレを導入したらかなりメンタルが回復しました。やっぱり私は体を動かした方が良いんだなぁ、と再認識しました。

 なので宅トレに加えて近々24hジムも導入しようかなと思っています。休日は午前中にやってずっと集中してやる、みたいなスケジュールを組めるようにするといいのかなとなりました。色々な方のYouTubeを見ていて、選択肢を増やすことがいかに大事かを学んだゆえの導入検討なので、実際したらまたゆるっとレビュー書こうかなと思っています。

終わりに

 ということで今回は自己満足にも程のある反省エントリーをお送りしました。技術面は8/10締め切りの作品を提出したらより見えると思っているので、その時に反省できたらと思います。では、次は健康管理エントリーでしょうかね。ではまた!

*1:ちなみに普段はThreadsとInstagramメインにおり、Mastdon、Misskey、Twitterは最低限という仕様です。

*2:しかもその忙しい波に加えてやることなすことがあるので大丈夫かなとそわそわしています。