こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。以前のエントリーからあまり間なくの更新となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はホルモンバランスの月次処理になる直前からなっている最中は小麦が食べたくなってしまうことが発覚して「な、なんで?」となりつつ、仕事で酷い誤字をぶちかまして上司に笑われたり、久々におうち入院DAYを設けて「あ、これ良いかもしれない」となっていました。まだまだ新しい発見が多いものです。
そして今回のエントリーですが、前回の終わりにチラッと話題にした「同人誌をセルフ電子書籍で発行した理由と方法」をテーマに記せたらと思います。2エントリーくらいでずーっと「今回かなり珍しい形での出展だった」と書いていましたが、どう珍しいかがいまいち見えていなかった方も多いのではないでしょうか。今回はこうした背景や方法、やってみた際のメリットデメリットをまとめていけたらと思います。それではいってみましょう。
1、セルフ電子書籍にしようと思ったキッカケ
まずはセルフ電子書籍にしようと思ったキッカケについてお話しできたらと思います。ざっと箇条書きにするとこういう感じです。
- 転職先は副業OKと聞いていたのに実はアウトだったと言われる
- 更にこのタイミングでとある作家さん*1のやばい脱税のニュースが入り、更に国税局がこれから本格的にクリエイターに対して動き出すという情報が入った
- 更に自分自身が理由あって荷物を減らし始めている
以上のような経緯がありました。1に関してはめっちゃめちゃオブラートに包んで話すと「社長はそうしたいと思っているけれど親会社が「ダメ」と言ってきていてまだできていない。やるとしたらふるさと納税くらいにねー」という回答だったというと伝わるでしょうか。嘘やーんとなっていたときに何と、丁度良く2が起きたんですね。
2に関しては第一報が出て以来じっくり注視していたのですが、そちら方面に繋がりが強い且つ絶大な信頼をおいている方から「国税局が夏から秋ぐらいからそちら方面に取りにかかる」という情報が入ったんですね。そう言った事情を見ていて「これ下手すると白でもやばいんじゃ……」となったんですね。
更にこの2つの事情に加え、ここ近年の私は事情あってかなり断捨離をしていまして、「荷物を減らしているのにまた在庫作るとか増やす行為に繋がるんじゃ……」となったんですね。嵩張らずいろいろとできる発行スタイルってなんだろうとなったとき、「普段お世話になっている電子書籍がいいんじゃないか?」となったんですね。そこからいろいろ調べるうちに「もしかしたら①〜③の懸念が解決できるし、本を出せるじゃないか」となり、セルフ電子書籍で無料配布スタイルにしようとなりました。
2、電子書籍にする上でハードルとなる事
では次に、電子書籍を出すにあたって何がハードルだったのかを挙げていきたいと思います。私は今回下記3点が課題でした。
- どうやって無料という形で頒布するか
- 電子書籍をどうやって見れるようにするか
- 通販をどうするか
以上3点がハードルと思っていたことでした。まず1に関しては儲けを出しては行けないという状況下だったので、Kindleをはじめ電子書籍販売サービスが使えない状態でした。したがって、いずれを使わずにどうやって無料という形で頒布できるのかを考える必要がありました。
2に関しても同様で、電子書籍サービスにPDFをUPするということができませんでした。そのため比較的多くの方が使っているサービス且つUPしやすい場所を探す必要が生じました。
最後の3ですが、個人的にはこちらがもっとも高いハードルでした。電子書籍サービスが使えないということは、通販が全くできないという状況になってしまったんですね。したがって、こちらに関しては電子書籍の値段を0円にできる、自分に売上が入らず送料やDL手数料がサービス提供元の企業様にいくという形にできるサービスを探す必要ができました。
3、実際にやったデータ作成・頒布方法
と言うわけでここからは実際にやったデータ作成・頒布方法について記せたらと思います。
1、データの作成
データ作成は今回Wordで作成→Adobe Acrobatでパスワード付きPDFにするという形にしました。Word1段組みで流し込み、バランスを整えてからPDFにし、Adobe Acrobatでパスワードをつけることでパスワードを知っている人だけが見れるようにしました。こうすることでパスワードを頒布すれば良いようにしました。
2、頒布方法
ここまで作成した上で次は頒布方法についてです。まずざっと箇条書きスタイルでお伝えすると、こうしました。
- Google Driveに専用アカウントを作成し、そのアカウントにPDFを UPする
- 1で生じたURLをQRコード化する
- ポストカードにPDFのパスワード、2で作ったものを記したポストカードを作り、こちらを無料配布する
以上のようにしました。ある意味一番楽且つ誰もが読みやすいだろうというスタイルはこれだ、となったのが今回の形になります。したがって、当日はポストカードを頒布すると言う形で済ませることができるようになりました。
3、通販方法
最後に通販方法についてです。こちらは結論から先に書くと、pictSPACEを利用する方向にしました。
pictSPACEは無料配布、つまり0円で作品を頒布することができますが、こちらは紙媒体のものでも対応可能という数少ないサイトです。どう言うことか見えない方向けに実際の通販ページをお見せします。
作品の価格は無料ですが、pictSPACEの運営様に手数料350円だけ払う形になっているのがお分かりいただけると思います。こうすることで、通販でも自分に入らずpictSPACEに350円支払う形にすればやりたい形でできるようになりました。
通販の人だけ金かかるのかと言う人がいらっしゃると思いますが、そもそもオフラインの方は来るための交通費というものが発生しています。それのことを考えたら遥かに安いと思うので、そういう意味ではフェアーだと解釈しています。
4、メリットとデメリット
今回の頒布方法について記したところで、最後にこのスタイルのメリットとデメリットを記せたらと思います。ざっと書いてみると下記の通りです。
メリット
- とにかく安く頒布できる
- 気軽にフルカラー本を出せる
- ポストカード配布にすることで購読者数を管理出来る
- 在庫がかさばらない
デメリット
- 紙派の人がなかなか手に取ってくれない
- 電子書籍だからこそ宣伝がしにくい
- 装丁の幅は本より狭い
以上のようなメリットとデメリットが今回頒布したことで見えてきました。個人的には同人誌を出したいけれど在庫を抱えたくない、もしくは気軽に出したい方にとっては良い形なのではないかなぁと思います。
それと同時にデメリットに対しての対策も必要かと思っています。前回の反省エントリーにも記しましたが、スペース上で「こういう頒布スタイルの出展ブース」というのを明確にすればかなり改善されるのではないかと思っています。
あと紙派の方にとっては装丁とかそういったものがなくて物足りないと思います。ですが、今回実際試してみて思ったのは「ポストカードでもそれなりに紙の種類や加工で遊べるな」でした。印刷所次第ではその点改善できると思うので、探してみるのも良いかもしれません。
終わりに
と言うことで今回は同人誌をセルフ電子書籍で発行した理由と方法についてまとめたエントリーをお送りしました。このエントリーをきっかけに電子書籍はセルフで出せること、そして同人誌を出したいけどいろいろと問題が、となる方の背中を押すエントリーになれたら幸いです。感想やご連絡などは各種SNS、もしくはメールフォームがありますので、いずれから送って頂けると。
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では、今回はこの辺で。次は久々に健康管理的なエントリーを書けたらと思います。ではまた次のエントリーで。
*1:一人で日大田中理事長や話題の頂き女子さんを越しているあの一件ですとだけ……。